LIXILリフォームショップむらかわ 村川　文穗

既設寝室の壁を取ったら、昭和40年上棟、棟梁○○と名前が入った梁が出てきました。ご覧になったお施主様も当時を思い出され、解体する手が少し止まりました。その梁は残し補強を入れたりしながら間仕切り変更をしました。元の物を残しながらこれからに向かっての暮らし方を想像するリフォーム工事って、なんて素敵なんでしょう。 お客様との最初の出会いは LIXIL ショールーム東京からの紹介でした。お会いしないままに手紙を送らせていただきましたがしばらく間が空きました。ある日、Ｎ様から「○日にそちらへ帰りますので打合せがしたい」とTELをいただき、お忘れではなかったことを心から感謝し、嬉しく思いました。その後リフォーム工事の打合せはたまにこちらへ帰られるチャンスで話し合いを続けさせていただきました。LSCを機軸に進めていただけましたので、時間を置きながらの話し合いも大変スムーズで、メールやFAXで色や形を決めていただきました。心からかわいらしさがにじみでる奥様とダンディーで深いお考えのご主人のご夫婦は、とてもお互いを思いやられ、そばに居るだけで心温まる時間でした。