こんにちは、LIXILリフォームショップ ライファ駒形通の原です。
先日、LIXILのキッチンを造っている、㈱LIXIL深谷工場へ見学に行ってきました。
深谷工場は埼玉県北部に位置する深谷市にあります。
よくテレビで「暑い」と紹介されている熊谷市のお隣の市です。
工場見学当日も真夏日とのことで最高気温が32℃・・・
まだ5月なのに・・・溶けそうな暑さでした(@_@;)
静岡駅からバスに乗り、休憩もはさみながら約4時間。
深谷工場に到着です\(^o^)/
会議室では深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」がお出迎えしてくれました(*^_^*)
埼玉の名産品である深谷ねぎが角になっているのが特徴なのだそうです。
深谷工場の概要を説明して頂き、さっそく工場見学スタート!
(ここから先の工場内は写真撮影が禁止だった為、
私が学んできたことを精一杯文章にしてお伝えします!!)
↓ ↓ ↓
まずは、キッチンの天板・シンクから・・・
ステンレスシンクの加工工程から見学しました。
大きなステンレスの板をシンクの型で絞っていきます。
シンクの形が出来たら、排水口の穴を抜きます。
なんと、ステンレスの板からシンクが出来上がるまではたったの3分12秒!
あっという間に工程は進んでいきます。
その後、シンクと加熱機器(IHやガスコンロ)が入るところに
穴を空けておいた天板とシンクを溶接します。
ここは人の手で機械に天板を設置し、機械での溶接でした。
次に、人工大理石のシンクを造っているところへ。
シンクのつなぎ目を研磨している方々の居る壁に
赤字で「8分30秒」と書かれた紙が貼ってありました。
これは、ひとつのシンクに対して8分30秒かけて
丁寧に研磨しなさいという意味なのだそうです!
8分30秒って、かなり長いですよね・・・
それだけ丁寧に研磨しているという事なのですね。
続いて、キッチンのキャビネット・・・
先日LIXILのトイレ工場へ行った時のロボットが印象に残っていたので、
キッチンもロボットが活躍しているのかと思いきや、
キャビネットの組立て、現地で組み立てる際に必要な部品の梱包、
キズや汚れが付いていないかなどなど・・・
ほとんどが人の手で行われていました!!
部品の梱包のレーンには定点カメラが設置されていて、
部材の入れ忘れ防止にもなっているのだそうです。
また、傷などが付いていないかチェックしている方の目元には目線カメラが付いていました。
傷のチェックをどのような視線で行っているのかなどをチェックする為だそうです。
面材を水の中に入れて行なう耐水検査や、
わざと面材を剥がしてみてしっかりと接着されているかなど、
こういった検査を毎日行っているのだそうです。
最後は、セラミック天板の工程見学です。
山下智久さんとピエール瀧さんがCMに出演で話題の「セラミックトップ」キッチンです。
CMのストーリーを見てもわかるように、セラミックトップは固いが特徴です。
もちろん普通の刃では加工できません。
ウォータージェットカッターという、水を利用した特殊な機械で加工をしています。
大きなセラミックの板を機械で運び カットするところまで全て見学できました。
工場見学が終わったあとはショールームを見学しました(*^_^*)
この春新しく登場した【Wサポートシンク】の展示もありました。
シンク内の段差になっているところにプレートを置いて
水切りなどの作業がスムーズに、後片付けも簡単にできるという優れものです。
工場見学を終え、出口を出る時に、担当の方がお土産をくれました。
ひとつひとつ、メッセージが違うことにも驚きました!
こういう心遣いって嬉しいですよね(*^_^*)
トイレの工場見学の時も感じましたが、
普段はカタログやショールームで【出来上がった商品】しか見ることが出来ないので、
今回のような工場見学は新しい発見もあり、大変勉強になりました。
キッチンのリフォームを検討されている方のお役に立てるよう、
今回の工場見学で得た知識を役立てて行きます(^^♪
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