みなさまこんにちは。LIXILリフォームショップUTSUMIの店長・岡田です。
新型コロナの感染拡大期間中、自宅でテレワークを行う方が増えたことから、静岡県では「テレワーク対応リフォーム補助制度」という補助金制度を設けています。
令和4年度に引き続き、令和5年度も3期に分けて申請受付を行いますが、その2期募集が9月1日からスタートしました。
この補助金は、対象となる工事の幅が広いので、現在リフォームをご計画中の方にとってはかなりお得です!
そこで今回は、静岡県限定のこの補助制度についてご説明します。
【テレワークを快適に行うためにお家をリフォームしませんか?】
テレワークは、コロナ禍が一応収まった今後も、働き方の一つとして継続する会社が数多くあります。とはいえ、「家の中にテレワークをする場所がない」「リフォームをするとしてもお金がかかりそう・・・」という方も多いことでしょう。
そんな方におすすめなのが、今回の「テレワーク対応リフォーム補助制度」です。
【テレワーク対応リフォームってどんな工事が対象なの?】
補助金の対象となるのは、次のA・B・Cの工事です。このいずれかの工事を必ず行うのが補助金の対象となる条件です。
必須のテレワーク対応リフォーム
A)机の作り付け(幅70cm以上かつ奥行き40cm以上の机)
テレワークスペースを新設するために、空間の一角に造り付けのカウンターや机などを設置する工事のこと。
B)スペースの確保
テレワークスペースを新設するため、壁や扉などを設けて新たな空間を確保するか、他の室内空間と仕切ること。
C)個室の確保
テレワークスペースを新たに設置するため、壁や扉で他の室内空間と完全に独立した部屋を新たに確保すること。壁に固定されていない可動式のレールなどの間仕切りは対象外。
上記のA・B・Cの工事のどれかを行えば、次の「新たなライフスアイル対応リフォーム」も補助金の対象となります。
新たなライフスタイル対応リフォーム
・感染予防のための設備の設置や内装の変更などの工事
例)
○造り付け収納の新設
○抗菌・抗ウイルス仕様の壁紙や床材への貼り替え
○窓などへの網戸の設置
○玄関脇に手洗い器を新設
○自動水栓の設置
○換気扇の新設
○壁の防音化
○高気密・高断熱の窓などへの交換
○しずおか優良木材などの仕上げ材に張り替え
○断熱性向上リフォーム(外気に接する部分のみ)
○掃除しやすいレンジフードに交換または新設
○ビルトイン自動調理対応コンロへの交換または新設
○ビルトイン食器洗い機の新設
○掃除しやすいトイレに交換または新設
○浴室乾燥機の新設
○宅配ボックスの新設
さらに、「しずおか優良木材等」の補助も加算されます。
この工事の対象となるのは、しずおか優良木材等を床・壁等の仕上げ材に10平方メートル以上使用する工事です。
利用にあたってのメリットと注意事項
今回の補助制度は、「こどもエコすまい住宅支援事業」の補助金とは併用できません。ただし、この補助金だけを利用する場合、「こどもエコすまい住宅支援事業」よりも補助金の額が高くなります。
また、前述のように必須のテレワーク対応リフォームや、新たなライフスタイル対応リフォームも対象になるため、幅広い工事が対象となり、お得感が満載。テレワークを第一目的としたリフォームでなくても、テレワークに役立つA B Cのリフォームのどれかが含まれていれば、補助金の対象となります!
ただし、予算がなくなり次第終了なので、急ぎで計画する必要があり、確実に申請に間に合うとは断言できません。また、過去に静岡県のテレワーク対応リフォーム補助制度を使用された方や住宅は対象外となります。
今回の2期募集は9月1日(金)から12月15日(金)まで。工事・支払いの完了期限は来年の令和6年1月31日までなので、期間が迫っています!
ご興味がおありの方は、さっそく当社にお問い合わせください。補助金の詳しいご説明と、どのように計画すれば対象となるか、そして、リフォームの内容自体のご相談ももちろん承ります。どうぞお気軽にご相談ください。
文:LIXILリフォームショップUTSUMI店長 岡田
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