みなさまこんにちは。LIXILリフォームショップUTSUMIの店長・岡田です。
「店長・岡田のおすすめラインナップ」の第2弾!
今回は『タイル』について取り上げます。
新築でもリフォームでも、お部屋のアクセントにタイルを用いると、いっそうお部屋がグレードアップします。
タイルとは、建築物の壁や床に貼る薄板状の陶磁器のこと。
2022年は、日本で「タイル」という名称に統一されてから、ちょうど100年目に当たる年だそうです。
リクシルの水回りブランド「INAX(イナックス)」は、今から100年前に建築家フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテルに使うタイルの生産に成功し、会社の礎を築きました。愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムでは、その歴史と、世界各国の素晴らしいタイルの数々を見学できます。
まだ訪ねたことがない方は、ぜひおすすめですよ。
■タイルの特徴
タイルには、次のような特徴があります。
①耐熱性、耐火性、防水性に優れている
②耐久性に優れ、劣化や変色、変質がほとんどない
③酸やアルカリに対しても変質しにくい
④拭けば汚れが取れるのでメンテナンスがらくちん
⑤風合いや色合い、形や素材感など、表現力が豊かである
⑥環境ホルモンが全く発生しない
・・・このように、タイルには非常に優れた特性があります。
■世界に愛されるタイル
そもそも、タイルは、エジプトのピラミッドの装飾材として使われ始めたのがルーツです。
その後、焼き物の持つ装飾性に加えて、建物の壁や床を保護する機能性が認められ、建築装飾材として世界各地に広まっていきました。
現在でも世界中で愛用されていて、毎年数十億㎡ものタイルが生産されているそうです。
そのうち、アメリカでは、1人あたり年間1.05㎡利用されているのに対し、日本では0.5㎡と、意外と少ないのが現状です。
■店長・岡田のおすすめタイル
最近の新築やリフォームでは、キッチンの背面の壁や腰壁、洗面台の壁などに、タイルがアクセントとして使われる場合が多いです。
タイルは大きさも形も色も実にバリエーション豊富で、どれもそれぞれに個性があります。
私はモザイクタイルも好きなのですが、特に好きでよくご提案するのは、こちらのタイプ、リクシルのスモーキータイルの白色です。
https://www.biz-lixil.com/product/tile/2319/
この製品はスペイン製で、表面におうとつがあり、光の加減によってツヤツヤと光沢があるように見えたり、でこぼこして見えたりと、表情豊かなところが気に入っています。
1枚1枚のタイルに個性があって、均一的でなく、手作り感が感じられるところも好きです。
当店でリフォーム工事をさせていただいたこちらのお宅でも、キッチンの背面の壁に採用しましたが、こんなに素敵に仕上がりました。
当社の施工事例でもご紹介していますので、ぜひご参照ください。
→紹介記事はこちらです
白いタイルの良さは、キッチン自体を目立たせつつ、さらにタイルのおうとつのニュアンスを強調できるところです。水回りに用いるといっそう清潔感が増して素敵です。
「白は手入れが大変では・・・」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、タイル素材なので、汚れても拭けばすぐにきれいになります。
タイルをちょっとあしらうだけで、キッチンも洗面化粧台もいっそうおしゃれに仕上がります。
リフォームの際にも要所要所で用いるのがおすすめなのですが、クロスと比べると費用がかかるため、あらかじめ予算に入れてお考えいただくといいかな・・・と思います。
「ご自宅にタイルを取り入れて模様替えしたい」
「水回りをおしゃれに演出したい」
・・・と思ったら、ぜひLIXILリフォームショップ UTSUMIにお声をおかけください。
小さなリフォームから、大規模改修まで、どんなリフォームにも対応いたします。計画がまだ具体的でなくても、ご相談を承りますので、いつでもお気軽にどうぞ♪
文:LIXILリフォームショップ UTSUMI 店長・岡田
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