新年明けましておめでとうございます。内海建設の内海です。
2022年の新春を迎え、謹んで念頭のご挨拶を申し上げます。
一昨年に引き続き、昨年も新型コロナウイルス感染症が猛威を振るいました。
感染拡大により、さまざまな影響を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
昨年を振り返りますと、ウィズコロナの時代を迎え、人々の生活様式が大きく変化してきたように感じます。
リモートワークや外出の自粛などにより在宅時間が増えてきたため、住まいに対する関心も高まり、
当社へのリフォームや新築のお問い合わせも増加しました。
また、昨年はウッドショックによる木材や建材の不足をはじめ、
コロナ禍によって中国やベトナムからの部品の調達が難しくなったため、
給湯器やユニットバス、システムキッチン、トイレなどの入荷遅れが全国的に問題となりました。
これに対して当社では、お客様にご迷惑をおかけすることのないように、必要な製品を早めに調達するよう努めてきました。
その結果、木材については、これまで長くおつきあいを重ねてきた製材業者さんから従来通り木材を供給していただくことができ、
住宅設備機器についても、LIXILグループのご支援により、必要な製品を従来通り融通していただくことができました。
多少の遅延はあったものの、おかげさまで工事をほぼ滞りなく進めることができ、皆様に心より感謝申し上げる次第です。
さて、新年を迎え、これから私たちがまず取り組んでいきたいことは、提案力・技術力のさらなる向上です。
前述のように、今後は人々の暮らしの中で住まいの快適さがより重要視されるようになるでしょう。
そのためにも、私たちが担う責任は大きいと感じています。
そこで、皆様により心地よく、健康に過ごせる住まいをご提供するために、
今後はいっそうお客様の想いに寄り添ったご提案を心がけていきます。
その一環として、昨年から当社の店頭でLIXILのショールームをネット上で見学できる「お店でショールーム」のサービスを開始しましたが、
その取り組みも徐々に定着してきましたので、今年はさらに、「おうちでショールーム」の開催にも力を入れていきたいと考えています。
そして、忙しくて時間のない方や、距離が遠くてショールームを見学できない方でも、
より手軽に、そして便利にリフォームや新築のご相談をしていただけるよう努めてまいります。
また、おかげさまで昨年は、当社のホームページをご覧になったのがきっかけでご来店いただいたお客様も増えてきたため、
今後もホームページやブログで新鮮かつ有益な情報をどんどんご提供していきたいと考えています。
リフォームについては、LIXILが推進している「ここちリノベーション」をよりいっそう皆様にご利用いただけるように努めてまいります。
ここちリノベーションは、住まいで快適・健康に過ごせるようになるだけでなく、
省エネや節水にも効果的で、ユーザーの皆様から大変喜んでいただいています。
単にキッチンやユニットバスなどの住宅設備機器を交換したり、お部屋の床や壁を新しくしたりするだけでなく、
それに断熱工事や内窓をプラスすることで、リフォームの後の効果を五感で体感することができます。
お客様の暮らしにも、健康にも、そして地球環境にもプラスになるリフォームですので、いっそうの普及に努めてまいります。
新築については、耐震・断熱・気密といった性能や省エネ性とともに、今年はデザイン力の向上にも力を入れ、
設計事務所とのタイアップなども計画しています。
また、今だけでなくこれからの暮らしを見据え、コンパクトで、高齢になっても住みやすい家をご提案していきたいと思います。
さらに、今年はC S R(社会貢献活動)にも注力していきます。
高齢社会が深刻化する中、菊川地区でも1人暮らしの高齢者が増えてきているため、
仲間の大工職人さんと組んで、電球の付け替えや簡単な家の修繕などのお手伝いを
ボランティアで行う仕組み作りができないかと現在検討中です。
同様に、最近問題視されている「空き家」についても、相談先がわからず困っている方が多いと聞いていますので、
その整理や処分、解体、土地の売却などをワンストップでご相談いただけるような体制づくりに取り組んでいきたいと思います。
2022年、内海建設には新しい夢と目標がたくさんあります。
これからも地域の皆様に寄り添い、より心地よい暮らしをご提供できるようにスタッフ一同誠心誠意努めてまいりますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
文: 内海建設 代表取締役・一級建築士 内海 明