みなさまこんにちは。
LIXILリフォームショップ UTSUMIの店長・岡田です。
新築やリフォームの際、水回りやテラスなどにタイルを用いると、空間がいっそう引き立ちます。
そこで今回は、実例をご紹介しながら、タイルを用いる際のポイントをまとめました。
(上記の壁タイルはLIXILの「SMOKYTONEⅡ」)
■ワンランク上のインテリア空間を演出
タイルには色々な種類があり、お部屋に上手にプラスすると、ワンランク上の上質なインテリア空間を演出できます。
当社がリフォームや新築工事をさせていただいたお宅にもタイルを活かした素敵な事例がいろいろあります。
たとえば、こちらは壁付けの白いI型キッチンに白いタイルをコーディネートした施工事例です。
タイルにはLIXILの「SMOKYTONEⅡ」を採用。
素材の質感を活かしたシンプルなタイルと、モールディングを施したデザインの高級感あふれるキッチン、
同じ白をベースにそれぞれの素材の違いが映えて、上品なコーディネートが実現しました。
こちらは、造作の洗面台の壁にタイルを用いた事例です。
木の造作の洗面台とタイルがマッチして、スタイリッシュな印象ですね!
タイルには、名古屋モザイク工業の「マルアーク」を採用。
「名古屋モザイク」のタイルは、アートのように個性的なデザインから、
素材の美しさが映えるオーソドックスなモザイクタイルまで、オシャレなタイルが幅広く揃っているので、
最近とても人気です。
アートな雰囲気や自分らしさを主張したい空間にはおすすめです。
一方、キッチンの背面の壁には、名古屋モザイクの「シエルグラス」というモザイクタイルを採用しました。
キッチンの反対側なので、水ハネや油ハネで汚れる心配もありません。
それ以外にも、最近は使いやすいシートタイプのものが好評で、リフォームも簡単にできます。
こちらの洗面化粧台には、LIXILのシートタイプのタイル・インテリアモザイク「スパークル」を用いました。
シンプルなデザインの洗面化粧台に、タイルの淡い色合いのグラデーションが絶妙にマッチして、
ホテルライクなイメージに仕上がりました。
■タイルはどこに使うと効果的?
タイルは防水性に優れているため、これまでキッチンや浴室などの水回りを中心に用いられてきました。
しかし、水回りに使うと気になるのが目地の黒ずみやカビなどによる汚れです。それが原因で、お掃除があまり得意でない方には敬遠されがちでした。
最近はタイルの目地も最近は汚れがつきにくいタイプのものが増え、お掃除の負担が従来よりも軽減されてきましたが、目地が汚れて手入れが大変だという印象をお持ちの方は多いです。
そのため最近では、水や油に直接か触れる場所にはキッチンパネルなどを用い、キッチンの背面の収納カウンターの壁や、ダイニング側の腰壁などをタイル貼りにするケースが増えてきました。
最近は対面キッチンやアイランドキッチンが多いので、キッチンの背面の背面にタイルを用いると、リビングダイニングからよく見えて、LDK全体のアクセントとしても効果的です。
一方、壁だけでなく、床にタイルを用いるのも人気です。
たとえば、屋外のテラスや室内の土間スペースの床にタイルを用いると、上質感やリゾートチックな雰囲気を演出できます。
また、水をこぼしても平気だし、汚れもつきにくいので、多目的に使えて便利です。
こちらは、エクステリアにLIXILの床タイルを用い、タイルデッキを設けた事例です。
一部に屋根と囲いを設けて、洗濯物を干せるようにしてあります。
白いタイルが明るくてさわやかな印象ですね!
子どものプール遊びなどにも大活躍しそうです。
また、上記の床は、在来の湿式タイルとは異なる磁器質タイルです。
詳細は下記をご参照ください↓
https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/tile_deck/
一方、こちらのお宅では、LIXILの屋外テラスにLIXILのタイル材「コンテ」を用い、テラスデッキを設けました。
洗濯物を干したり、作業をしたりするだけでなく、セカンドリビング的な楽しみ方もでき、多目的に活躍します。
■タイルを用いる際の注意事項
最後に、タイルを住まいに用いる際の注意事項をまとめました。
【1】タイルを使う場所をよく検討しましょう!
「タイルを使いたいけれど、お掃除はちょっと苦手...」という方は、キッチンや洗面台などの水回りにタイルを用いたりすると、ご入居後にお掃除をするのが負担に感じるようになるかもしれません。水ハネや油ハネが懸念される箇所には用いず、キッチンの背面の壁やダイニング側の腰壁などにインテリアアクセントとして用いるなど、使う場所をよく検討しましょう。
【2】ショールームを参考にするのがおすすめ!
キッチンにタイルを使いたいけれど、どんなタイルを組み合わせたらいいかわからないという人は、一緒にリクシルのショールームに見学に行き、ショールームのタイル使いを参考にすると失敗がないのでおすすめです!実際に、ショールームでのキッチンコーナーのディスプレイを見ると、「これと同じ組み合わせでお願いします」と希望されるお客様が多いです。
LIXILリフォームショップUTSUMIは、タイルのコーディネートのご提案も得意です!
一緒に楽しく相談したり、ショールーム見学に行ったりしながら、タイルを活かして自分らしいインテリア空間を実現しましょう。
いつでもお気軽にご相談ください。
文: LIXILリフォームショップUTSUMI店長・岡田加容子
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