皆さんこんにちは大友です。
GWに千葉県に住んでいる息子のところへ行って来ました。
そのついでに黒川紀章設計事務所と日本設計の共同設計により造られた国立新美術館で開催されているルノワール展へ行って来ました。
地下鉄の六本木駅で降り、地上に出る階段付近でチケットを買い階段を上がると、そこはすでに国立新美術館である。
アクセスの良さに感心しながら会場に入る。
GWなので相当、混雑しているかと思ったが会場が、とにかく広いのでゆっくり観ることが出来ました。
今回はオルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵の100点余りの絵画が展示されていました.
なかでも目玉は皆さんご存知の「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」(1876)日本初展示、ルノワールの最高傑作です。
私の子供のころの祭りの情景を思い出しました。
次に私がいいなと思ったのは「読書する少女」憂いに満ちた表情と肌の色いいです。このモデルは若くして亡くなったようです。
個人的に特に印象に残ったのはジョヴァンニ・ボルディーニ(1842-1931)の「ムーランルジュでの宴の情景」 絵の中でワイングラスを口に近づけているのがジョヴァンニ・ボルディーニ、本人だそうです。
そしてもう一点、ジャンベロ―(1848-1935)の「夜会」 華やかな衣装にちりばめた貴金属の輝きがリアリティです。この2枚の絵の前で暫く見入ってしまいました。
やはり本物を観ることは目を養う意味でいい体験をしたと思います。
興味のある方は8月22日までに是非どうぞ。
帰途に着く電車の中で貴重な絵画を、大量に日本へ貸し出しされたオルセー美術館・オランジュリー美術館の壁は4か月間、空いたままになっているのか?余計なことだが心配になりました。
一覧へ戻る