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夜、「ワアー!!」ただならぬ家内の声にふりかってみるとそこには12〜13cmぐらいの大きなムカデが這っていた。
私は多足類が苦手だが以前、近所の方が干した軍手にムカデが侵入していたのに気づかず手を通して噛まれ、大変な目にあった話を聞いていたので、可哀想であるがここは退治しておく事にした。
半分、逃げ腰で殺虫剤を吹き付けて、様子をみていると体をくねらせ七転八倒である。
その姿に気味悪さと多少の罪悪感もあり、すぐチリトリで庭に放り出す。
翌朝、怖いモノ見たさで再度ムカデを見たが、まだ尻尾をくねくね動かしていた。
凄い生命力でさすが武田信玄の旗指物にも使われていたわけだと感心する。
このしぶといムカデはさすがに夕方までには、昇天したようで、庭に穴を掘って埋葬した。
その夜は寝床に入るときムカデが這い上がってくるような気がして寝付が良くなかった。
画像は残念ですがありません。
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