みなさん、こんにちは! 何年か前から、中間の"秋"の期間が短いと感じている篠ケ瀬隆(ささがせ たかし)です。
今年もあっという間に年末を迎えてしまいました。
今月号は先月の続き、"私のアメリカ フロリダ編その3"です。
今回は滞在中に感じた"住環境"についてです。
トニーから「釣りに誘われているので一緒に行こうよ」と連れて行ってもらったのが宿泊先から車で20-30分のところにある、スティーブさんのお宅です。
着いたのはよく整備された川沿いのきれいな住宅地です。
この地域の住宅地は多くはなんと、庭の一部に、まるで車庫のように屋根付きの船着き場が備え付けられて、それぞれの家から直接船で出かけられるようになっています。
スティーブさんは大きくないとは言え、すくなくとも5-6人は乗れる立派なモーターボートのオーナーでした。ボートに乗り込み、川を下ること15分ほどで河口の"よくつれるというポイント"につきました。
釣りと言っても食べる釣りではなく、釣ってはすぐに放す、というものでした。(以下詳細省略)
スティーブさんの家に戻ってから飼っている犬をかわいがりながら、お茶を頂きました。
こちらの家でも広い庭の一角にプールがあり、車庫は最低でも3台は入るのではないかという広さ。
映画やドラマでよく見るものの、実際に見ると本当に家の大きさには驚きます。
スティーブさんがどんな仕事で、どのくらい収入を得ているのか不明ですが、各段に違う住環境の豊かさを感じました。
また、どの家でも全室冷暖房が完備されており、24時間365日付け放しなのだそうです
なぜなら、大きい家のため1回スイッチを切ると帰ってから、すぐに冷えない(暖まらない)ため、かえって効率が悪いとのこと。
聞けば「なるほど」と頷けますが、"倹約が美徳"と身に染みている日本人には呆れてしまうような話ですね。
しかし狭いことから"ウサギ小屋"と揶揄された日本の住宅でも"靴を脱ぐ習慣"だけは誇れますね。
安全なはずの家なのに欧米の"家でも靴"の生活の由来は、敵が襲ってきた際、戦ったり、逃げたりすることができるから、とのこと。
銃の所持もその一環でしょうが、日本では考えられない"争いの歴史"からくる習慣ですね。
落とした財布が戻り、無人販売が成立する"善の国日本"でも、いつか"古き良き時代の習慣"と懐かしむようになってしまうのでしょうか?