皆さん、こんにちは。夕食後、ネットフリックスのドラマを見る習慣になってしまった篠ケ瀬隆(ささがせ たかし)です。
涼しく、すっかり秋らしくなってきましたが、お変わりありませんでしょうか?
今月は以前の続き"私のアメリカ"最終の"フロリダ編"です。
今から7年前、なぜまたアメリカに行くことになったか?
妻がフェイスブックの"友達検索機能"を使い、留学していたノースダコタ州の高校の同級生トニーと何十年ぶりかで繋がってメールのやり取りをしているとのこと。
彼は今、フロリダ州オーランドにあるカトリック教会で神父をしていて、その寮に「タダでとまれるから来たら?」という話になり、
めったにない機会だから、と5月の連休を利用して行って来ました。
成田からアトランタで国内線に乗り換えてオーランド空港まで、長時間の"ケツ痛"に耐え無事に到着。"神父トニー"の出迎えを受けました。
当時スマートだったというトニーは今や"百貫デブ"に。いかに変身しても、40年も歳月を経ても互いはちゃんと分かるから不思議ですね。
泊まるのは"教会の寮"といってもゲストルームがいくつもあり、プール付きの大きい一軒家です。
ここで他の神父何人かと共同生活をしているとのこと。
そこを拠点にトニーが案内してくれます。
最初にいったのは 翌日の日曜日礼拝。
説教の冒頭に「日本から友達が来ている」、「彼らは仏教徒で・・・」と多くの信者の前で紹介されました。
日本人=仏教のイメージなのか?「ちょっと違うなぁ」と違和感を覚えました。
トニーは家に拳銃を持ち、まるでボーリング場に通うかのように"シューティングレンジ"へ撃ちに行き、ある時はライフルで猟にも行くのだそうです。聖職者と呼ばれる人が趣味とは言え、「それってどうなのよ」と同様に違和感を持ちました。
外国では無宗教の人は珍しいとされるそうですが、日本人は特定の宗教を超越した"特有の概念"が備わっているのではないかと感じました。
Youtubeで日本を訪れる外国人にインタビューしている動画を見ると、正確に運行される交通機関、トイレや町が清潔、食べ物のおいしさ、
治安の良さなどに驚きますが、それ以外に、一様に日本人の親切さ、道徳性の高さを称賛します。"お天道様は見ている"、"人の喜びば我が喜び"などの概念が行き届いている。
"仲良く楽しい国にしよう"というのが建国の趣意だそうです。
2600年以上の長きにわたり繋いでくれた先人に感謝の念を強くもちました。