春爛漫 お花見ツーリング
みなさんこんにちは!暖かくなるとより一層バイクに乗りたくなり、禁断症状が出て毎週乗りたくなる篠ケ瀬隆(ささがせたかし)です。
今月は先日桜を愛でながら行ってきた山梨県の「身延山」について書くことにします。
藤沢は桜がどんどん散り、これが届くころにはすっかり葉桜になっていると思います。今回の行き先は山梨県の「身延山久遠寺」です。
ここは枝垂れ桜が有名なところです。厚木から清川村を経由して宮ケ瀬へ。ここから山中湖に抜ける山梨県道志村を通る「どうし道」へ。
信号がほとんどないオリンピック自転車競技にも使われた山あいの長く快適な道路です。
ふだん通っているのにこんなに桜があったのかというほど色づいた桜を楽しみながら山中湖まで。
その後河口湖、西湖、精進湖、本栖湖湖面沿いに植栽されている桜と富士山を見ながら巡り、ここから国道300号線で本栖みちを経由して身延を目指します。
身延山久遠寺はとても立派な社で多くの観光客が訪れていました。ここは父方が信心している日蓮宗の本山ということで子供の頃(約50年前!)連れてこられたことがあります。
山全体がこのお寺で頂上に奥の院という社があり、長い道のりをくたくたになりながらやっと登った記憶があります。
(今はなんとロープウェイが)両親に「疲れた疲れた」、と文句を言いながら途中の休憩所で休んでいると、
腰の曲がったお年寄りが白装束でうちわ太鼓を叩き「南無妙法蓮華経」とお経を唱えながらどんどん登る姿を見て信仰の力とはすごいんだな、と子供心に感心しました。
登山好きな父に連れられこの身延山から七面山へと1泊して巡ったのですが、どこに泊まったのかわからず母に質すとあれは民家に泊めてもらったのよ、とのこと。
きっと信仰者のためにお接待をしてくれたのでしょうね、ありがたいことです。
帰りは元の道を戻らず、里山風景と山桜を見ながら身延線、富士川沿いを下り、富士川サービスエリアから東名高速道路に入り御殿場、秦野経由で帰りました。
「身延山」というだけで車か電車で行ったのかもわからないほど記憶がなかったのですが約50年ぶりに辿ることが出来て良かったです。
お花見というと桜の木の下で飲食というイメージですが、このようにバイクで巡りながらお花見を楽しむのも良いと感じました。
バイクに乗れなくなったら登山をしようと考え始めています。
一覧へ戻る