愛犬家の皆さま、狂犬病の予防注射はもうお済ですか?
狂犬病予防法施行規則により、毎年1回4月1日から6月30日の期間に予防注射を受けることが義務となっていますが、
今年は新型コロナ感染拡大防止のため、12月31日まで延長となっており、この期間内に注射を受ければ
通常通り予防注射を受けさせたものとみなすことが厚生労働省より通知されています。
狂犬病予防接種はなぜ必要?
2020年9月現在、狂犬病は日本にはない病気ですが、海外には普通にある病気です。
狂犬病ウイルスを持っている犬が、他の動物を噛むことで、唾液を通して感染します。
人にも感染する病気で、発症するとほぼ100%死に至るすごく怖い病気です。
人では感染しても、発症前ならワクチンを複数回打つことで、発症を防ぐことができます。
玄関先や門扉などに貼ってある「犬」シールを見掛けたことがある方は多いと思います。
狂犬病予防接種を受けるともらえるシール(通称:犬シール)で、「うちの犬は狂犬病予防接種済ですよ!」という意味になります。
その他に、ワンちゃんが苦手な来客にワンちゃんの存在を知らせることができたり、防犯にも効果が期待できます。
今では、市町村に寄って色々な種類の犬シールがあるんですね。可愛いですね。
まだ、今年度の狂犬病予防接種をされていない愛犬家の皆さま、お急ぎください!!
日本への狂犬病の侵入リスクはゼロではないので、飼い主としての責務として「犬の登録」と
「年1回の狂犬病の予防注射」は必ず行うようにしましょう。
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