「縁の下の力持ち」の部分です!
配筋検査も無事終わり、いよいよ基礎工事も後半戦へ!
組んだ枠に生コンクリートを流し込み、建物の基礎を作ります。
まずは「耐圧盤コンクリート打設(耐圧コン打設)」、続いて「立ち上がりコンクリート打設(立ち上がりコン打設)」です。
今回は、"耐圧コン打設"の様子をレポートしたいと思います。
◉耐圧コン打設とは・・・建物の重さを支える役割を持つ耐圧盤を作る作業です。耐圧盤はとても厚みがあり、多量の鉄筋が組み込まれているため、建物全体の荷重がかかっても耐えうる強度を持っています。また、その荷重を耐圧盤全体に分散させ、地盤に伝えて建物を支えるという役割があります。
生コンクリートを流し込むポンプ圧送車が到着し、作業開始です!
コンクリート打設は時間との勝負でもあるんです!コンクリートが固まってくる前に作業を終わらせなければいけません。
作業中は、3人の職人さんがせわしなく動きます。
"バイブレータ"という、コンクリートの中にある不要な空気や水を抜く棒(ブルブル震えている)をコンクリートに刺す人、"トンボ"という道具で表面をならす人、ホースを使ってコンクリートを入れる人、それぞれが自分の仕事をしっかりとこなしつつ、他の人の動きを先読みしながら作業は続きます。
やたらとコンクリートをまき散らす作業ではありません。必要なコンクリートの厚みになるよう、常に注意しながら作業を進めているんですよ。
全ての床面にコンクリートを流し込み、丁寧にならし終わると作業は完了です。
固まるまでそのままにして、固まったら次は2回目のコンクリート打設(立ち上がりコン打設)を行います!
その様子はまた次回にご紹介しますので、お楽しみに~。