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北京鍋 その後/釜浅商店 スピンオフ

いいもの探し【9・続】北京鍋 その後(釜浅商店) 

釜浅商店さんで北京鍋を買ったケイコです。
鉄のフライパンを購入予定で店員さんにさんざん質問した挙句、唐突に北京鍋へとシフトチェンジしました(この時の様子は「いいもの探し【9】釜浅商店」をご参照ください)。
でもこの北京鍋、結果を先に言ってしまうと本当にイイ!!
今回は北京鍋を実際に使ってみての使い心地、そして北京鍋によってもたらされた気付き「生活を楽しむってこういう事なのか...!」ということを書きたいなと思います。

そして最後におまけ情報もあります(^-^)。
北京鍋と一緒に使っていただくと、使いやすさが格段にアップする物を併せてご紹介したいと思いますので、よろしければ最後までお付き合いくださいね。

ところでこの北京鍋、鉄製なので使う前に油を馴染ませる「油慣らし」という下準備が必要です。油慣らしの詳しいやり方はコチラに写真付きで載せていますので、ご参考にしていただければと思います。

ではでは早速。
ある日のメニューは黒酢酢豚。いよいよ北京鍋を使う日がやってきました。

熱々に熱した北京鍋に油、お野菜を投入。


ん?なんか火の通りが早い気がする!


にんじん追加。お野菜たちツヤツヤ。作る側もノッてきた!


揚げた肉、素揚げのさつまいも、タレを加えましたが、炒めながら具が何一つ飛び出さない!

結構な具の量でしたが、炒めている最中、一切具が外へ飛び出さないのはしっかりと深さのある北京鍋ならではだと思います。
そしてなによりお野菜への火の通り具合が明らかに早い気が...。
釜浅商店の店員さんがおっしゃっていましたが、鉄はお料理の具を入れても温度が下がりにくいのだそうです。そのため短時間で火が通るので、お野菜はシャキッとしていて、色も鮮やかなままなのですね。

でき上がり!いつもより短時間でできました。色艶も良い気がします

北京鍋の特長である強いカーブのおかげでとても炒めやすいので、アラヨッ!っと中華の料理人のように、自分も材料を振り上げて炒めることができそうな錯覚に陥ります。ちょっと楽しいです。
大きさもちょうど良かったです。(測ってみたところ直径27.5センチでした)
この大きさだと重たくないので、私にはベストだと思いました。

<そして気付いた新しい楽しみ>
鉄を打ち出して作られたこちらの北京鍋は、油が馴染んでくると錆びにくく焦げ付きにくくなっていきます。北京鍋を買ったときに付いていた説明書にも「使うほどに育っていく道具」と書かれていました。
お料理は毎日するものですから、その時間を自分と共に過ごしていく良い道具があって、その道具の変化を楽しんでいくことができるのは、自分だけが知っている秘密の楽しみを与えられたようで大人ならではの生活の楽しみ方だななんて思いました。
油の馴染んだツヤツヤの北京鍋になるように、気長に育てていきたいと思います(^-^)


<おまけ情報>
冒頭で書いていた「北京鍋と一緒に使うと使いやすさが格段にアップするもの」ですがこちらです!

さてこれは何?


こんなふうに五徳の上に乗せて使います


斜めから見た


上から見た


これは、北京鍋をコンロ台の五徳の上に安定して置くためのものです。北京鍋の特長である強いカーブ底が原因で、五徳に乗せると安定しないのです。

こんな感じです。これでは調理中もこちらにひっくり返ってきそうで危ないですね

どの方向に乗せても傾いてしまいます。そこで、先ほどの輪っかを五徳の上に乗せて、その上に北京鍋を乗せると...

完全安定!


この輪っかが良い仕事をしています


違う向きにして、さらに2~3歩離れたってもう大丈夫


五徳の形もお家で使われいるコンロによって様々だと思うので、輪っかを使わなくても安定する方もいると思います。もしグラグラしてしまい困るという方がいらっしゃったら、この輪っかはとてもおススメです!

【お店情報】
釜浅商店
〒111-0036 東京都台東区松が谷 2-24-1
公式ホームページ

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