いいもの探し【12】ふくい、望洋楼(越前料理)福井アンテナショップ内
あちこちいいものを探しまわった二人。だいぶおなかが減りました。
どこかでお昼を、と相談していると、どちらからということもなく「...そういえばこの近くにアンテナショップ併設のお店があったような」という話になり、確か...この辺曲がってこっち側にあったんじゃ...ありました!
偶然にもそれぞれ訪問歴があり(だいぶ前)、良い印象しかなく、迷わず到着するという、これはきっと呼ばれていたのね。暖簾をくぐると、水槽から越前ガニの足が「おいでおいで~」。間違いなく呼んでるわ。
テーブル席は空いておらずカウンターへ案内されました。
見事な塗りに感嘆!さすがねぇと重厚なカウンターの上を見ると紙製の「マスクケース」が。食事中も置き場に困りません。
この気遣い、嬉しい。そうそう、越前は紙も有名でしたね。
席についてあらためて見回してみると、カウンターだけではなく柱もかなり立派(福井の古民家から移築したものだそう)。壁面のインテリアにも越前和紙がふんだんに使われています(他のお客様もあり撮影せず)。
カウンター席からは厨房内もよく見えます。料理人のてきぱきと動く姿を気持ちよく眺めながら、食の話題で盛り上がる二人(家族の好みと食欲の話とか)...さらにお腹すいちゃった!という頃にお料理が。
お蕎麦はそれぞれについていたので、食いしん坊の二人は(非接触を意識して)食べ始める前にかき揚げと鯖寿司をシェアします。
食事中は会話は控えめに...という時代ですが(カウンターで横に並んでいたので)、小声でついついコメントが出てしまいます。
この油あげの存在感凄いっ。
焼いてとろけた鯖の脂が最高だ~!
甘海老をかき揚げにしちゃうなんて贅沢すぎない?
しっかりした手打ちのお蕎麦、おつゆも美味しい...。
ちょっと寒い日にかなり歩き回った二人ですが、これでだいぶ元気回復したようです。
この望洋楼、地元の老舗旅館が運営しているとのこと。
少し待ちましたが、きちんとその場で調理されているのだし、と納得の味でした。
このコロナ禍で(各地アンテナショップも閉じているという話題もあり)まだあるだろうかと不安半分で向かったのですが、ショップの「ふくい南青山291」共々、営業中でした。よかった。
お腹を満たした後は福井の名産品を眺めて「さっきの立派な油あげ!」「マスクケースも販売してる」などと言いながらお店を後にしました。さ、燃料補給したのでもう一軒訪問しますよ!
【お店情報】
ふくい南青山291
ふくい、望洋楼(ぼうようろう)
〒107-0062
東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内
公式ホームページ(ふくい南青山291)
公式ホームページ(ふくい、望洋楼)