みなさま、こんにちは。
2024年も段々と終わりに近づいてきましたね。
毎年、あっという間に一年が過ぎていく感じがしています。
さて、そろそろ大掃除や照明器具の交換などで、今まで気にしないようにしていた箇所が気になっていませんか?
浴室メンテナンスなどはその中の一か所ではないでしょうか。
DIY好きな方なら、浴室の照明交換くらいは自分で挑戦したいところではないかと思います。
しかし、浴室の照明交換には水回りのため、特有の注意点がありますので、
具体的な手順や注意点についてご紹介します。
◇風呂照明の交換前に把握すべき基礎知識
浴室の照明を交換するとき、一見単純に思える作業ですが、実は多くの注意が必要です。
浴室は家の中でも、水回りなため特に環境が厳しい場所の一つであり、
適切な照明選びが快適で安全な空間を維持する上で非常に重要となります。
1:防湿型のものを選ぶ
浴室はその性質上、非常に湿度が高い環境です。
この湿気が照明器具内部に侵入すると、電気回路のショートや錆の原因となり、
最悪の場合は火災を引き起こす危険性もあります。
そこで、防湿型の照明器具の選択が重要となります。
防湿型照明は、内部に水蒸気が入らないように設計されており、
カバーと土台部分には水分の侵入を防ぐゴムパッキンが装備されています。
これにより、照明器具が湿気によるダメージを受けにくくなり、長期間にわたって安全に使用できます。
2:ワット数に注意
浴室用の照明器具は一般的に密閉されたデザインが多く、そのため内部の熱が外に逃げにくい構造となっています。
この熱がこもることで、使用する電球にも影響を与えます。
特に最大許容ワット数を超えた電球を使用すると、
電球自体が過熱し壊れるリスクや、照明器具のカバーが変色、溶ける可能性があります。
したがって、電球を選ぶ際は、照明器具が指定するワット数を守ることが必須となります。
3:密閉型のLED電球を選ぶ
LED電球は、その省エネ性や長寿命で知られていますが、内部での発熱が無視できない問題です。
特に、浴室のように密閉された空間では、この発熱がLED電球の劣化を早める要因となります。
そこで、放熱処理が可能な密閉型のLED電球を選択することが推奨されます。
密閉型LEDは、内部の熱を効率的に外部に逃がせる設計となっており、劣化を最小限に抑えながら、
LED電球本来の性能を長期間にわたって発揮できます。
◇照明交換のサインとは?
1:電球の寿命
最も一般的なサインは、電球の寿命です。
電球が寿命を抑え、照明が少し暗くなったら早めに交換しましょう。
2:ソケットトラブル
ソケットの故障は浴室の照明で起こりやすいトラブルです。
ソケットが変形してしまった場合は、専門会社に依頼する必要があります。
3:カバーの変色
ランプカバーが変色したり破損したりするのも、電球を交換するタイミングです。
好みや浴槽に形に合わせて新しいカバーを選びましょう。
◇まとめ
浴室の照明交換は、DIY好きなら自分で挑戦したいところですが、
湿度や熱に耐えうる防湿型照明の選択、適切なワット数の電球の使用、密閉型LED電球の選択が必要です。
また、電球の寿命やソケットの配線トラブル、カバーの変色と破損は照明交換のタイミングのサインです。
こちらで紹介した内容を参考にして、安全で快適な浴室空間を維持していきましょう。
一覧へ戻る