最初の緊急事態宣言から1年が経ちました。
おうち時間が増え如何にしておうち時間を楽しむか、また、家の直したい所や気になる所が見つかり
リフォームやリノベーションをしようかと、1度は考えたのではないでしょうか。
ただ気になる所を新しく変えるだけではなく、照明にもこだわってあげると、心身共により快適に暮らせます。
そこで今回は、照明による影響について紹介します。
照らすだけじゃない光の種類
光には明るさと温度があります。
明るさの単位は【ルクス】で表し、1平方メートルあたりに照らされる「照度」のことです。
光の温度は【ケルビン】で表し、「色温度」と呼ばれます。色温度が高いと青白く見え、低いとオレンジ色に見えます。
・蛍光灯は4,000~6,000ケルビン
・白熱電球は3,000ケルビン
・ろうそくの炎は2,000ケルビン
などの違いがあります。
照度と色温度が与える影響
心理的影響
照度が高く色温度が高いほど、人が受ける心理的影響は「クール」で「頭がスッキリ」します。
オフィスに白色蛍光灯が多く使われているのはこのためです。
逆に照明はやや暗くし、色温度も低めのオレンジ色にします。こうすることで「リラックスした気分」や「料理が美味しく見える」という効果を生み出します。
カフェやサロンなどで、ゆったり落ち着けるのはこの照明による影響なのです。
東京都H様邸
行動的影響
光はまた人々の行動スピードにも影響します。
青白い光を照らすと、人はキビキビと素早く動き、作業効率が上がります。
逆にオレンジがかった、まばらな照明を設置するとゆっくりと行動するようになります。
空間照明とは、照明の使い方によって「キリっと集中できる空間」「リラックスできる空間」「高級感のある空間」などを、光と影、色の強さと温度によって作り出せるものなのです。
気になる所を新しく変えるだけではなく、細かい所にもこだわり、より快適な住まいと暮らしを一緒に考えていきましょう。
お気軽にご相談ください。お待ちしております。
一覧へ戻る