こんにちは。
なんだかあっという間ですがもう12月もなかばですね。
特段なにか忙しいわけではないのになんとなくソワソワとしてきてしまうのは私だけでしょうか。
さて、2023年大好評だった【リフォームで使える補助金】が
2024年も継続となることが発表されました!!
今回は『補助金の存在は知っていたけどどんなリフォームに使えるの?』『リフォームに補助金が使えるなんて知らなかった!』そんなお悩みが解決できるよう制度について少し解説していこうと思います。
住宅省エネ2023キャンペーンでは①こどもエコすまい支援事業②先進的窓リノベ事業③給湯省エネ事業の3つが実施されていました。それぞれの事業が2024年にも引き継がれるとされています。
①こどもエコすまい支援事業→質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援(仮称)
②先進的窓リノベ事業→断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業
③給湯省事業→高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金
正式名称は上記の通りですが、どうしても分かりにくくなってしまうので、今後は略称で記載させて頂きます。
それぞれの補助金の概要をさらっと説明いたします。
対象となるリフォーム工事
※1 例外として、経済産業省および環境省が実施する「先進的窓リノベ事業」または、経済産業省が実施する「給湯省エネ事業」において交付決定を受けている場合は、上記の①〜③のいずれかに該当する工事を含んでいるものとして取り扱います。
※2 例外として、経済産業省および環境省が実施する「先進的窓リノベ事業」または、経済産業省が実施する「給湯省エネ事業」において交付決定を受けている場合は、こどもエコすまい支援事業において申請する補助額の合計が2万円以上であれば補助対象となります。
上記の表のAの工事のどれかひとつでも含まれていれば補助対象者となり、
Bの工事も補助対象となります。
①開口部の断熱とは、窓や玄関・勝手口ドアの断熱リフォームのことで、窓自体を取り替える『窓交換(カバー工法)(はつり工法)』や窓の室内側に二重窓を設置する『内窓設置』、窓のガラスを断熱性能の高い物に替える『ガラス交換』も対象となります。
夏の暑さ、冬の寒さを最も手軽で効果的に解消できるのは断然窓と玄関の断熱リフォームです!!
この後に説明する『先進的窓リノベ2024事業』でも同じ工事内容が補助対象となり
ますが、開口部1か所あたりの補助金額が高いのは『先進的窓リノベ2024事業』なので
『開口部の断熱だけでは補助金額が5万円に達しない』
『②の断熱改修もしくは③のエコ住宅設備の設置の工事がないがBのバリアフリー改修の補助金が欲しい』
などどうしても子育てエコホーム支援事業で開口部の断熱改修が必要な場合でなければ、
先進的窓リノベで開口部の改修は補助金の申請をするのがおススメです!
②外壁、屋根・天井または床の断熱改修とは外壁、屋根・天井または床(基礎断熱)の部位ごとに、一定の使用量の断熱材(省エネ基準レベル以上、ZEHレベル)を利用する断熱リフォームのことです。
③エコ住宅設備の設置とは、節水や電気の節約になる住宅設備の設置のことで、具体的には下記の項目が対象となっています。
2023年のものより、それぞれの補助金が少しアップしています。
トイレや給湯器の交換や浴室のリフォームで対象となるため、ご自宅のリフォームをお考えの方はぜひ補助金を利用してこの機会にリフォームをしたいところですね。給湯器や浴槽は何台設置しても1戸で計算しますが、トイレや節湯水栓は設置した数量が補助対象となります。 節湯水栓はキッチン、洗面台、浴室等の水栓で対象になることがあるので要checkです!
これより後の④~⑧は①~③のうちどれか一つでも対象工事があれば、対象となる補助金の追加項目です。
④子育て対応改修は家事の時短になる便利機能のある設備を設置することで補助対象となります。
せっかくのリフォームなので便利な機能を取り入れたい!という方にはとってもお得な内容となっていますね。
この他にも⑥バリアフリー改修では
手すりの設置...5,000円/戸
段差解消...7,000円/戸
横断歩道幅の拡張...28,000円/戸
緩和衝撃畳の設置(4.5畳以上)...20,000円/戸
など、2世帯住宅へのリフォームなどで必要となる工事の内容も補助対象となっています。
こどもエコすまい支援事業の開口部の断熱と同じ内容が補助対象となっており、補助額が
5万円以上となれば受けられる補助金となっています。
窓改修の箇所が数か所あり、補助額が5万円を超える場合にはこどもエコすまい支援事業よりも補助額が高いので先進的窓リノベ事業を利用することをおススメします。
開口部断熱改修は先進的窓リノベ事業、エコ住宅設備の設置等は子育てエコホーム支援事業で補助金を申請し、お得にリフォームをしましょう!
※こどもエコすまい支援事業で申請した窓やガラスを再び先進的窓リノベ事業で申請することはできないので要注意!
こちらは一定の性能を満たす高効率給湯器の導入が補助対象となっています。
エネファームやハイブリット給湯器、エコキュートが対象製品となっており、8万円~20万円の補助が受けられます。
子育てエコホーム事業、先進的窓リノベ2024事業のどちらも、対象となる製品のそれぞれの補助金の合計の補助金がもらえる仕組みですが足した額すべてがもらえるわけではないので注意が必要です。
どちらの事業も上限補助額が決められています。
子育て世帯とは...令和5年4月1日時点で18歳未満の方がいる世帯
若者夫婦とは...令和5年4月1日時点で夫婦のどちらかが39歳以下である世帯
長期優良化住宅の認定については国土交通省のパンフレットをご覧ください ≫長期優良化住宅認定制度概要パンフレット(増築・改築版)
例...こんな工事内容だった場合
同じ工事の内容でもAさんとBさんの家族では、もらえる補助金の金額が変わってきます。
Aさん一家は、7歳の娘さんがいるので『子育て世帯』に該当し、今回のリフォームでは実家に住むため住宅の購入が伴わないので子育てエコホーム支援事業の上限補助額は30万円になります。
今回の工事で対象となる補助額が上限の30万円より下回り23万4000円ですので、23万4000円もらえることになります。
Bさん一家は、夫婦のどちらも39歳以上で子供も成人しているため『その他の世帯』に該当し、長期優良化住宅の認定も受けないことから子育てエコホーム支援事業の上限補助額は20万円になります。
そのため23万4000円の補助額は上限金額までとなるため、20万円がもらえることになります。
このように各世帯によって上限金額が変わるので、自分がどれに該当するのか事前に確認しておくと安心です。
また、子育てエコホーム支援事業は上限額が最大でも60万円となっているので窓の断熱リフォームをする場合は上限補助額が200万円の先進的窓リノベで申請することをおススメします。
交付申請期間は2024年3月下旬以降~予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日)となっており、2023年はこどもエコすまい支援事業は2023年9月28日に予算上限に達し、申請が締め切られました。
今年度も子育てエコホーム支援事業は12月までもたずに予算上限に達してしまうことが予想されるため、補助金を利用してリフォームを行いたい方はお早めにご検討を始められることをおススメします。
このように、お問い合わせをいただいてから工事着工、工事完了までは多くの時間を要します。
『予約申請』は補助金の予算枠を抑える(予約)ことができる制度です。
工事完了してから申請となると、お問い合わせをいただいた時にはまだ空きがあった予算枠が工事が終わったときにすでに予算に達してしまい申請が締め切られてしまうことがあるため、予約ができるようになっています。
予約申請は工事のご契約後、工事開始(着工)した写真を補助金事務局に提出することで申請ができます。着工写真とは例えば、工事をする箇所の解体を始めたところや設備の取り外しをしたところの写真です。
上記の表でわかる通り、ご契約をいただいてからキッチンや浴室、窓などの商品の発注をします。
商品によっては受注生産のものあるので、商品発注から着工まで1カ月程かかるものもあります。
そうすると、お問い合わせをいただいてから予約申請ができるようになる
工事着工まで3~4ヶ月かかってしまうこともあります。
お問い合わせの時期が補助金の予算枠の締め切りギリギリだった場合には最悪補助金がおりないことも...
そんなことにならないよう、補助金を活用してリフォームをお考えの方は
早め早めのご計画が必要になります!!!
わからないことはライファ八千代緑が丘にどうぞお気軽にご相談ください!
今回はとっても長い記事になってしまいましたが最後までお読みくださりありがとうございます♪
いかがでしたでしょうか?少しでもリフォームで活用できる補助金について
知っていただけたら嬉しく思います。
「そろそろリフォームを考えてるけど、我が家のリフォーム内容でも補助金を使える?」
「寒さや暑さを解消したいから、良い工事方法を教えてほしい」
などなどどんなお悩みでもライファ八千代緑が丘にお気軽にご相談ください!
いつでもご連絡をお待ちしております。