こんにちは。坂東工業坂東店です。
先月、新宿にある『 LIXIL 住まいStudio 』で
約60分の断熱リフォームコースの体験をしてきました。
今回は、02 Studio -夏- 夏の室内 南の日差し、西の日差し体験です。
室内に入り、南・西の日差し体験です。
朝から夜まで、窓から差し込む日差しによる室温の変化を視覚で体験します。
室内のモニターには室温表示がされます。
「夏の日差し」計測条件
南の窓:8月4日快晴
西の窓:8月5日快晴
実験場所:東京都文京区
東京大学 工学部 屋上実験棟
早朝はどちらの方向も濃い青色約30℃
8時台もどちらの方向も34~5℃です。
お昼頃になると壁は39℃、窓は40℃を
超えてきました。
南の窓から注ぎ込む日差しは50℃を超えています。
15時近くなると西日の強さを感じます。
17時頃、西の窓は50℃を超えています。
一方、南の窓は約38℃日が傾き落ち着いてきました。
19時頃西の窓も気温の変化が。
西の窓の温度も下がってきましたが約43℃。
昔の家 昭和55年基準の戸建住宅、
15:23では天井近くは約40℃。研究によると、
部位による温度差が生じるとで不快指数が高くなります。
屋根や天井の断熱が重要ということが分かります。
日差しを再現するために天井と屋外に器具が設置されていました。
夏の日差し対策として、
窓の外から日差しを遮るスタイルシェードの提案を見学。
生地の見本もそろっています。
南の窓にはオーニングが設置されており
夏の強い日差しを遮ります。
そして次は、冬です。
「冬の日差し」計測条件
南の窓:12月23日快晴
西の窓:12月24日快晴
実験場所:東京都文京区
東京大学 工学部 屋上実験棟
6時前、西の窓の方が低温ですが、どちらも14℃以下。
8時頃、南の窓からは少し日差しが見えて
きましたが、室温は一部を除き約14℃以下。
9時30分頃南の窓から日差しが入り
暖かくなってきました。室温約20℃
11時台、窓から暖かな日差しが入り室内約23℃、
太陽の恵みを感じます。
13時頃、西の窓はあまり早朝から変化が
ありません。一方、南の窓は約30℃。
15時頃西の窓も気温の変化が。徐々に温度が上がってきました。
南の室内は約28℃にもなるのですね。
17時頃なると外気温が下がるため開口部から
冷気が入り室温が下がってきました。
19時、南の室内は約20℃、窓は約14℃、
西の室内は約12℃、窓は約10℃もしくは
それ以下。
冬は日差しの入る時間が短く、外気は低いため、
世界保健機関(WHO)が強く勧告する
最低室温18度以上の温度を保つ
ことが困難になるため、
壁や窓をはじめとする断熱改修が重要と考えられ、
季節ごとに対策を変えることで省エネ効果につながります。
そして次回は、03 Studio -窓-
アイス スプーン、窓の温度体験へつづきます。
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