こんにちは。坂東工業坂東店です。
先月、新宿にある『 LIXIL 住まいStudio 』で
約60分の断熱リフォームコースの体験をしてきました。
はじめに映像と説明を受け見学開始です。
熱中症や入浴中の死亡事故等住居の室温が適温では
ないために起きている問題について学びます。
施設内は4つのブースに分かれており、
説明を受けながら見学をします。
今回は、01 Studio -冬-
室内の断熱比較と屋外体験です。
昭和55年基準の昔の家から体験がはじまりました。
室内は厚手のカーテンにアルミサッシの単板ガラス。
ダイニングチェアーが暖かなクッションがついていて、寒さを軽減する工夫がされています。
気温の高い雨の日に伺ったからか「ひんやり」「涼しい」、
その後「すこし寒い」の感想
室内に設置されているモニターには
サーモカメラのライブ映像が表示されます。
全ての部屋は同条件季節は冬です。
外気0℃、室温20℃設定、部屋中央部の体感温度21.8℃
昔の部屋の室温を計測してもらうと、
部屋の隅は8.4℃、中央部15.5℃、ガラスは11.8℃
エアコン温度20℃を保つための暖房費は年間28,000円
スリッパを脱いで直接床の温度を体感。 こんなに冷たかったんですね。
引き戸を開けて洗面化粧室とトイレへ移動。
口々に「寒い」と連発。「上着を着たほうがいい」とも。
室内にいるのにまるで外にいるような感じでした。
つぎに平成28年基準の今の家の体験。ドアも違います。
室内のカーテンは薄手の生地に。
アルミサッシのLow-EペアガラスのPG。
ダイニングセットは金属製です。
室温が低いと触れると冷たく感じるので金属製の家具は置けませんね。
湿球黒球温度で計測をしています。
部屋中央部の体感温度21.9℃
今の部屋の室温を計測してもらうと、
部屋の隅は15.6℃、床8.4℃、中央部17.4℃、ガラスは17.9℃
エアコン温度20℃を保つための暖房費は年間13,000円
引き戸を開けて洗面化粧室とトイレへ移動。
だいぶ暖かく感じますが、居室との温度差は否めない感じ。
やはり寒く感じました。
そしてこれからの家の体験。
気密性も高くスタイリッシュなデザインに。
室内は薄手のカーテンに多層ホロー構造サッシの高断熱窓Low-Eアルコンガス入りガラスのTW。
ダイニングセットは過ごしやすい室温のため素材を気にせず家具を楽しんでいるように感じます。
部屋中央部の体感温度23.4℃
これからの家の室温を計測して
もらうと、部屋の隅
は19.4℃、床19.8℃、
中央22.8℃、ガラス19.9℃
エアコン温度20℃を保つための暖房費は年間7,000円
引き戸を開けて洗面化粧室とトイレへ移動。
居室部分との温度差をあまり 感じませんでした。
今度は、屋外体験です。 扉を開けるとそこは0℃
外気0℃設定の屋外寒いです。
外から窓を触り温度を 体験します。
他に、エアコンの消費電力比較や
全熱交換型換気システムのエコエア90の紹介などの展示がされていました。
断熱材と使用しているサッシを 年代ごとに比較。
外壁も時代と共に進化しています。
そして次回は、02 Studio -夏-
室内の断熱比較と屋外体験へつづきます。
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