「ウッドショック」
みなさんは、ご存知でしょうか??
今回はこの「ウッドショック」の話題を、
いつもお世話になっております、
FPの先生の記事・情報がありましたので、
みなさんにご紹介と思います。
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「家が値上がり!? いつ建てるのがトクなの?」
「ウッドショック」というオイルショックをもじったこの言葉が、
使われるようになったのは3月ぐらいから。
現在日本の木材の60%以上は輸入に頼っています。
今年に入りその輸入木材が急激に高騰し始め、
一時、昨年対比で6倍にも値上がり。
価格が落ち着くのを待ってからと思っている内に、
上昇に上昇が続き、手が出せない価格になってしまった訳です。
そもそもは、アメリカや中国で住宅建築が活発になったことが
原因で起こった価格の上昇なのですが、
そこに加え、買い控えて期間があった事、
コンテナ船の不足なども重なって日本に輸入される木材が
極端に減ったしまったことが今回のウッドショックの原因となりました。
日本経済新聞 6月19日朝刊
現在はピークに比べれば価格は落ち着いてきていますが、
それでも例年の2倍程度で推移しています。
値上がりした木材が日本に入ってくるのはこれからですから、
今後住宅価格の上昇が予測されます。
そうなると「もう少し待ってから家を建てた方がいいのでは?」
と考える人もいるのかもしれません。
もちろん、木材の価格の先行きは誰にも分かりません。
でも、どうでしょうか?
なかなか難しい問題です。
○ 「住宅ローン控除の拡充」と「すまい給付金」
それは「住宅ローン控除の拡充」と「すまい給付金」の期限が
迫ってきているからです。
通常10年の住宅ローン控除が
特例で3年延長になっていることは、
皆さんもご存じのことだろうと思います。
また「すまい給付金」も新型コロナ感染拡大の影響を受けて
1年間延長されています。
この2つの特例の期限が
今年の9月30日申込となっているのです。
この特例だけで、ケースによりますが、
80万円前後おトクとなります。
木材の影響で住宅が値上げしたからといって買い控えると、
この特例を逃すことになりかねないのです。
木材の価格については高止まりする可能性が強い
という専門家の意見もあります。
「住宅ローン控除の拡充」「すまい給付金」も考慮してうえで
検討することが必要です。
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待って値段が下がるのを待つ、
というご意見があるもの理解はします。
ただ価格がいつ、どれ位上がるか、下がるか分からない中、
また以前のような安定した価格の木材の流通にもどるのか、
果たして高止まりで進むのか???
非常に不透明です。
となった時に、
可能性の見えないものに期待して待っているうちに、
例えばですが、価格が全く下がってこず、
年齢的にローンを組むのが短くなってしまった。
結果、月々返済が大きくなってしまった・・・
生命保険の加入が原則の住宅ローンですが、
待っているうちに何か病気やけがをしてしまったりとかで、
団体信用生命保険に加入できなくなり、
住宅をあきらめたり、保険加入なしの住宅ローンを組んでしまったり・・・
待つメリット・デメリット、
こちらは未来のことなので誰も予想はできないですが、
皆さんはどうお考えになりますでしょうか?
最終的には、
ご家族みなさんが、楽しく、安心、安全、快適に生活していくことができる、
そんなライフプランが成り立てばと思います。
こんな時だからこそ、
是非ライフプランを含めて、
ご相談いただければと思います。
それでは、また!
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