みなさん、こんにちは。
今回は、いつもお世話になっております、
FPの先生からの新しい情報。
最近は、ご夫婦共働きで、
お二人でローンを組まれる方が確かに多いかと思います。
そこで、大切で参考になるお話がありましたので、
みなさんにシェアしたいと思います。
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「共働きで住宅ローン、団信があれ安心はウソ!?」
共働きで家計を支えるのが当たり前の時代になってきました。
ここ数年、日本人の平均年収は横ばい。
20年前に比べると30万円以上減っている状況からみれば、
夫婦で家計を支え合うのは当然なことになってきているのかもしれません。
当然、住宅ローンを考える時も、
共働きを前提に計画する人が増えてきました。
もちろんそれ自体は悪いことではありません。
しかし、共働きを前提にした住宅ローンには、
注意するべき点がいくつもあります。
その中でも一番のポイントが「団体信用生命保険」です。
団体信用生命保険(団信保険)は、
ほとんどの金融期間で加入することが条件となっています。
ですから、ご存じの方も多いと思いますが、これは、
「住宅ローンを借りている人に万が一のことが起こった場合、
住宅ローンを完済してくれる生命保険」です。
住宅ローンは、
この団信保険という機能が付いていることで、
安心して利用できるという側面を持っています。
しかし、ここで勘違いしがちなのが、
団信保険の「適用範囲」です。
一般に、この保険の被保険者(つまり対象者)は、
主債務者となっています。
つまり、ほとんどのケースで、
ご主人が対象になっているということです。
共働きを前提に、
奥様が連帯債務者として住宅ローンを借りた場合、
「2人の名前でローンを組んだのだから、
どちらかに万が一のことがあれば、
住宅ローンがなくなるのでは?」
と思いがちですが、そうではありません。
中にはどちらかがなくなった場合、
最初に指定した割合分だけ
住宅ローンがなくなるという金融機関もありますが、
これは稀なケースです。
つまり、多くの場合は、
ご主人に万が一の事があった際、
団信保険の効果で住宅ローンは完済できますが、
それが奥様の場合には、
そのまま住宅ローンを支払い続けることになるのです。
こうなると、
共働きを前提で組んだ住宅ローンの支払いは
困難になってします。
ですから、こうしたリスクを回避するため、
「連生団体生命保険」を検討することをオススメします。
この制度は、
主債務者・連帯債務者のどちらが亡くなっても
保険が適用され、住宅ローンが完済されるというものです。
その分0.2%から0.3%程度住宅ローン金利が上乗せになりますが、
民間の生命保険などを比較してみるのも一つです。
共働きならではのリスクをどう回避するか、
見落とせないポイントです。
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最後まで、
読んでいただきありがとうございました。
大切なお話だったかと思います。
あとは、もちろんこの万が一が
起こらないことが大切ですので、
安心・安全、そして健康に過ごせる「お家」につていも、
是非、ご検討いただければと思います。
それでは、また!
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