今日は、FPの先生からの記事の抜粋です。
今では本当に当たり前になりました、
ご夫婦2人で共働きされてるご家庭の場合の、住宅ローンの組み方のお話です。
出産、育児と休暇をとられている時に、
ご夫婦共同での住宅ローンが組めるかどうかのお話です。
育休中に住宅ローンは組めるのか?
共働きが当たり前の時代になってきました。
当然、住宅ローンを夫婦共同で組むことを
考える方も多いことでしょう。
住宅ローンを夫婦共同で組むことには主に2つメリットがあります。
◎借入額を多くすることができる。
ご主人単独の年収で審査を受けるよりも、
奥様の年収を合算することで、
住宅ローンの借入額を多くすることができます。
また、ご主人が転職したばかりで
住宅ローンの利用条件を満たしにくい場合でも、
奥様の勤務実績年収を加味し、
住宅ローンを組むことができる場合もあります。
◎住宅ローン控除を夫婦で受けることができる。
借入金額によっては、
ご主人だけでは住宅ローン控除を使いきれない場合があります。
夫婦共同で住宅ローンを組むことで、
夫婦で住宅ローン控除を最大限に利用することできます。
と、まあこの先も夫婦共働きで働き続ける予定があるのであれば、
夫婦で住宅ローンをと考えたいところです。
しかしこの時、少しだけ気を付けなければいけません。
それは、妊娠・出産の時期と住宅ローンの審査・融資のタイミングです。
ほとんどの共働き世帯で、出産後、育休制度を利用することが検討されます。
とすれば、「育休は住宅ローンには影響するのか?」ということが問題です。
結論から言えば、影響はあります。
最近では、育休中でも住宅ローンの審査・融資をしてくれる金融機関は増えてきました。
しかし、増えてきたというだけで、
全てが対応してくれるということではありません。
中には、産休・育休中は、
住宅ローンの審査においては家計の不確定要素とみなされ、
申し込みを断られることもあります。
なぜ不確定要素とみなされるのかというと、
職場復帰が確実かわからないからというのが理由のようです。
・保育園に入園できなかったために職場復帰が予定どおりにはいかない。
・時短勤務になり収入が減る。
という場合もあります。
また、住宅ローンの申込みは可能ですが、
融資実行は復職後に限定という金融機関もあります。
それを知らずに申込みをし、
融資の際に発覚、融資実行ができない。
なんていうトラブルにもなりかねません。
事前にご相談いただければ、方法はあります。
妊娠・出産のご予定がある場合は、是非担当者に一声お掛けください。
そうですね、
先生の記事の通りで、
金融機関さんによって、ルールは様々です。
ご自身で考えて、行動するのも悪くはないですが、
窓口に飛び込みでご相談されるよりも、
日頃からお付き合いをしている私たちのような建築業者の方が、
よりスムーズにお話が出来る可能性が高いと思います。
ですので、まずは包み隠さず相談できる、
信頼のおけるパートナーを見つけて頂く、
これにつきるのかなと思います。
もしローンの件でお悩みを持っておられる方、
ちょっとだけ聞いてみたいという
些細な疑問点をお持ちの方も大歓迎です。
是非遠慮なくご相談ください!
それでは、また!
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