先日のブログでは社会保険の重要性について書いてみましたが、今回は、それに関係している介護のことについても考えてみたいと思います。
そのうち自分も年を取って、できるだけなんでも自分でしたいですが、お世話にならなくてはいけなくなる時期が来るかも知れません。
現代はどのようにしたら、元気に自立して老後生活を送れるのかという情報が多く、ジムなどに通って体を動かし、リハビリで健康を維持していくことができるので、必ずしも早く介護生活に入るとは限らないでしょう。
今回は介護に備えて、介護する側も、介護される側も、お家の中をどのようにリフォームすれば、快適で、できるだけ自立した生活ができるのかをご紹介します。
介護に適した間取りとは、どんなものか、介護される方の住み慣れた家で快適に、自立して過ごせるように、
また、介護される方(ご家族やヘルパーさん)が初めて来てもやりやすいようにご紹介します。介護施設はあっても人手が不足していますので、なかなか入所できないとしたら、お家での介護を主体に考えてみます。
もし、老後に備えてリフォームを考えていらっしゃる方がいれば参考にしていただけると幸いです。
段差をなくし手すりをつけておくだけではなく、寝室の近くにトイレ、お風呂を配置し、ドアの開け閉めは引き戸にしておくことで空間を広く使うことができます。空間を広く使うとは、例え車いすでも自由に自分の行きたいところに行け、できるだけ長く自立した期間を保てるという利点があります。
寝室をトイレやお風呂の近くにすることでちょっとした事故や怪我を防ぐことができます。夜中はトイレの回数が増えるので近くだと助かります。転倒事故予防になり、お風呂の近くは着替えなどの介添えのしやすさや冬のヒートショック予防にもなります。
また、介護者は隣接する部屋にすると対処しやすくなります。
余裕があれば、風通しの良いところにリビングを設け、親せきやお友達が遊びに来て仲良く会話したりするのもリフレッシュでき良いですね。
玄関は靴を履く際に腰を下ろして履く方が楽なので腰掛いすなどを置いて、腰をかけれるところがあればよいです。
①寝室と水回りを隣接する。
②ドアは引き戸にする。
③自立して空間を使えるよう配置を固める。
④介護する人は隣の部屋へ。
⑤玄関は座れるスペースを作る。
⑥風通しの良いところにリビング。
では、実際図にすると
こんな感じです。矢印→で動線を確保すると車いすの経路を取りやすいです。やりやすいですね。
お年寄のいらっしゃるご家庭では、お年寄りに合わせてというよりは、みんなで使えるデザインを考えていきましょう。
それがユニバーサルデザインということかなと思います。
お年寄だけでなく、家族みんなで便利に!
手洗いを隅に寄せて、広めのトイレをより広くするプラン。便器の周りにより広いスペースが生まれます。
お部屋の中のちょっとした段差にも。
玄関にこんな腰掛ベンチがあればちょっと便利ですね。
雨の日にも滑りにくい素材を交換してみては。
お家の中でご不便に感じていることをちょっと変えてみませんか?
LIXL住まいのUDガイドブックで探してみてくださいね!!
参考:LIXIL OWNERS CLUB 住み人オンライン、LIXIL住まいのUDガイド
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