徹底してモノトーンの配色にこだわりアクセントクロスはブラック系を選びました。造作TVボードや家具も色合い統一させ、シンプルでかっこいい部屋に仕上がりました。フロートタイプのTVボードはルンバの為。お客様のこだわりです。北面に面している壁には高めの位置に窓を設け、安定した採光を通風を取り入れるものとしました。窓サッシには断熱性の高いLIXILのサーモスを採用しています。リビング横には大容量(4帖)のオープンなウォークインクローゼットがあり家族の衣類などは、すべてこちらに収納できます。
リビングと寝室を間仕切る扉にはLIXILのラシッサシリーズを採用。アイアンブラックのアルミフレームが際立つ透明ガラスの扉を選定しました。広い空間に見える様にあえて透明な間仕切りとしました。お互いの部屋が丸見えになるメリットとデメリットをよくお打合せさせて頂いた結果実現した空間です。「この眺めがリフォームした中で1番好きなんです」とお施主様。どこか異国のホテルを感じるような洗練された空間が仕上がりました。
写真奥の扉は1階からの階段を上り2階の住居スペースへ入る入口です。入口扉はLIXILのラシッサDシリーズ、ヴィティアのチャコールブラックを採用。広めの廊下となるスペースには家族がフリーで使えるカウンターを併設。リモートワークやお子様の勉強机として最適です。勉強中は見たくてもTVが視界に入らない配置となっています。ここでもカウンター・収納・アクセントクロスはモノトーンにまとめ全体の白い空間を引き締めます。
お子様の寝室もシンプルにまとめられています。窓サッシは断熱性の高いLIXILサーモスに交換しています。2つの縦すべり出しまどを配置し互い違いの開きとすることで採風を取りやすく工夫しています。この部屋のみ窓内観を白色にしてあり、白を基調としたインテリアは、お子様も大のお気に入り。
リビングからも見える主寝室はお子様の寝室と可動間仕切りで区分けしています。お子様が成長に応じて、大部屋にも2つの個室にもなるように作られています。現在は、お子様も小さい為、大空間の寝室として利用されています。勿論、窓サッシは断熱性の高いLIXILサーモスに交換しており断熱改善に配慮しています。
寝室からリビング。透明な間仕切りのため、光も共有でき明るい空間が繋がります。LIXILの可動間仕切りは2枚引込み戸を採用しており、より広い開口を取る事が出来ます。
担当者コメント
LIXILリフォームショップ木村工務店 ショップマネージャー 貞森 洋平
“扉を開けたら別世界”がキーワードであったこのリフォーム、お施主様と一緒に楽しみながら提案とお打ち合わせをさせて頂きました。その中でも断熱など快適さに関してはしっかりと提案させて頂き、理想の空間と快適さの両立したリフォームが行えたと思います。