とちぎリフォームです。
本日は丸和住宅でおうちを建てられて2年のお客様の
点検訪問に同行させていただきました。
外回りの点検からはじまり、外壁や雨樋・屋根の状態の確認。
家の中にお邪魔させていただき
建具の開け閉めに不具合はないか、排水の漏れや跡がないか
換気扇はきちんと作動しているか、クロスや巾木などに破損や裂けはないかなど
細かく点検していきます。
点検員さんの後ろをついて回る私の後ろに小さな影。
話しかけるとぴゅっと逃げていく。
けれど次の部屋に行くと、またすぐ近くにいる。
2階に上がるころには周りをぐるぐると回って、ここにいるよアピールをしてくるのに
こちらが距離を詰めようとすると、またぴゅっと逃げていく。
そんなやり取りを重ね、均衡が崩れたのは帰りの挨拶の時。
私のパンツを小さな手が引っ張ります。
「帰るね、またね」というと、その小さな手が私の手をぎゅ~~~っと握ってくるのです。
帰っちゃうなら、一緒に行く!と言わんばかりに
手を引いて外に出ていきます。
乗ってきた車の近くで、行こう行こう、と。
ママと少しの間、ダメだよ~またね~と説得を試みましたが
最後はママが抱き上げた隙に車に乗り込み。
一瞬 泣かした!可愛そうなことをした!と思いましたが
ママもパパも自分を離さないことを彼はきちんと理解しています。
窓を開けてもう一度バイバイと手を振ると、泣いていたはずの彼は
ちゃんとママに抱きついて「タッチでバイバイする!」と。
窓越しにハイタッチで、とびきりの笑顔をみせてくれてお別れしました。
彼のお兄ちゃんはキックボードで通りの向こうまで見送りもしてくれました。
それにしてもあの小さな暖かい手にぎゅっとされて、
ドキドキするほどときめいてしまったのはここだけの話しです。
こんなに胸がきゅうっとなったの、何年ぶりかしら。
こういうのがあるから、お客様との交流はやめられないのです。
お客様から頂く楽しいほっこり時間が、私たちへのご褒美です。