とちぎリフォームです。
本日ブログの担当は、久々の岩崎でございます。
今やビニールクロスがほとんどの壁仕上げになっていたり、
和室の砂壁を大壁(柱を現しにしない)+クロス仕上げの洋室にリフォーム
したいというご要望が多く、
見た目の良さ、新しさ感や畳よりフローリングの方がメンテナンスが容易
だという理由が多いのではないでしょうか?
現在、工事中のお宅様には真壁(柱現し)和室が6畳、6畳、4畳半と
3つもあり、京壁を補修するために全面珪藻土壁に塗り替え中です。
暫くぶりに左官面積の多いお施主様宅です。
晴れたこの日の壁の表情は
自然素材と職人技が織りなすテクスチャ-や
光と影を呼び寄せ、
澄んだような空気感は
何時間でもそこに佇んでいられそうな心地良さでした。
まだ、写真は下塗りの工程で、さらに上塗りを重ねていく。
手間も時間も費やす、この左官という作業ですが、
家づくりで何か忘れていたものを思い出させてくれる、
プリミティブで不思議な感覚を私に与えてくれました。