とちぎリフォームです。
久々に台風関連の話題を。
被災した住宅の応急修理を支援してくれる制度の延長が決まりました。
過去の災害においてこの制度が最大3ヶ月までしか延長されなかったことから
1月初頭に制度受付が終了してしまうかもと危惧しておりました。
すべての方々の修理が終了したとはいいがたい状態でしたから。
1月9日朝、twitterで流れてきた「佐野市の応急修理制度延長のおしらせ」
そして先日栃木市でも「台風より4か月を限度とする」と正式に発表されました。
小山市では「工事の完了が台風より4か月まで」ですが、新規の受付は昨年末で終了したとのことです。
汚泥や漂着物の片付けがすんで、やっとその先に進めるようになったのか
ここのところまた床下汚泥除去や床貼替のご相談が増えてまいりました。
先日の「新春リフォーム相談会」においても被災された方からの「水廻り4点セット」のお問い合わせが多数ありました。
休業していた店も再開し始め、復興の兆しが見えてきたような気はしましたが
まだまだ、先の話しなのかもしれません。
こんな封筒で栃木市役所から新規に応急修理を受け付けました、とお知らせが届きます。
制度が始まったばかりのころは、分厚い封筒が届いていましたが、
いまは週に何件かが届きます。
台風から3ヶ月たった今でも。
本日は阪神淡路大震災から25年。
あの朝の衝撃の光景から、阪神淡路は復興を遂げました。
今のように被災者支援が整備されていなかった時代に、たくさんの苦労をかさね
今の復興支援の礎を築いてくれたのです。
我々の復興はけして切り開いていく道ではない。
阪神淡路や、東北や、新潟や、それこそ日本中の被災地が
復興にむけて努力してきた背中を追いかければいいのです。
我々の進む道は、すでにそこにあるのですから。
美しい街を取り戻すために。がんばろう、とちぎ。
がんばろう、ニッポン。