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「現況を正しく把握する採寸は必須。」

とちぎリフォームです。

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家電店などに行くと「オリンピックまであと〇〇日!」などというパネルがテレビコーナーで目に付くようになりました。

オリンピック前年の年末からがテレビやレコーダーが一番売れる時期です。

かくいう私もオリンピック・パラリンピックともに抽選すべて外れましたので、チケット購入に考えていた費用で大画面テレビに買い替えようなどと目論んでいます。

テレビを買い替えるならついでにテレビ台も買い替えたいと考えてから思い出したお話をひとつ。

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以前家電販売店に勤めていたころの話。

ブラウン管とまではいかないけれど、そこそこ厚みのあるテレビから薄型液晶テレビに買い替えたおうちに納品に伺いました。

今までテレビが鎮座していたコーナータイプのテレビ台が消え、薄型テレビ用のお洒落で今風のテレビ台が用意されていました。

「今までと同じようにレコーダーもつないでね」とのご要望に応え

新しいテレビを組み立て、ま新しいテレビ台にテレビを設置しブルーレイレコーダーをHDMIで接続。棚のなかに収納しました。

こちらのおうちには「DVDレコーダー」と「VHSビデオデッキ」がまだつながっていたのですが

新しいテレビにはすでにピンコード端子がありません。VHSビデオデッキにはHDMI端子がありません。

かろうじてピンコード端子が残っていたDVDレコーダーにVHSビデオデッキをつなぎ、四苦八苦しながらDVDレコーダーを通してVHSビデオが見られるようにしました。

テストも終わり、テレビ台に収納しようとしたところ。

問題がおきました。

収まらない。奥行きが足りない。ビデオデッキが飛び出してしまう。

お客様曰く、おおまかなサイズは測って買ったとのこと。

「雑誌をデッキにあて、目印をして購入時にもっていった」そうです。

棚にしまってあるビデオデッキをひっぱりだすのが面倒で、計測せずに買いに行ったため

奥で接続されているピンコードの分は頭になかったとか。

ちなみに今発売されているブルーレイデッキの奥行きが199ミリに対し、昔のVHSデッキの奥行きは約280ミリ。

テレビも、昔は画面より大きかった奥行きが、今は転倒防止の足を入れても300ミリに満たない奥行の薄型テレビ。

それに対応してテレビ台も奥行きがないすっきりとしたものがほとんどです。

結局は背中の化粧板に穴をあけることで対応しましたが、計測の大切さを痛感した件でした。

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そして今回のブログを上げるにあたり「現況を正しく把握する採寸は必須。」という大塚の言葉をさらに思い出したのでした。

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