10円玉の旅
財布に貯まっていた小銭を出してみた。
10円玉 平等院鳳凰堂(表面)なんと、華やかな建物だろう。
京都府宇治市 宇治川沿いに歩く。宇治橋のたもとに「源氏物語」の作者として知られる紫式部の像。
紫式部の像を左手に見て川辺の土手を上流に向かって散策。
川面に小さな白波がたち、瀬音を立てながら川は流れています。
中洲の端っこに小さな黒い点々。川鵜の群れがいます。
大寒をすぎたばかりなのに、春のような温かい日差しです。
川鵜は次から次へと水に飛び込んで、魚をとっています。
土手を街の方へ降りると平等院 表門に着きました。
池に映り込んだ鳳凰堂
平安時代後期、時の関白 藤原頼道が建立した阿弥陀堂。
極楽浄土に迷い込んだような庭園や華やかな宮殿。
10円玉が中世への旅に連れてきてくれました。
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