家族がゆったりくつろげるリビング
17.5帖の広さを持つリビングは以前は二間続きの和室と廊下でした。ご自宅の一番日の当たる場所にありながら、全面に廊下があるため和室の中まで日差しが届かず、薄暗い空間でした。今回のリノベーションで漆喰の壁、杉材の床板に変更し爽やかな空気を醸し出すリビングになりました。畳スペースもフラットな床にした為「こどもが走りまわっても安心なんです」と奥様。三人のお子様に囲まれ、笑い声の絶えない賑やかな暮らしがここにあります。
将来を見据えたフリースペース
2階洋間をつなげフリースペースを設けました。将来的には間仕切り家具でお子様の個室にもできます。構造上外すことができなかった柱を活かして棚を設置。杉の香りがほのかに薫る、お子様お気に入りにのスペースが出来上がりました。以前は玄関を入ってすぐにあった階段も、ご夫婦のリビングから上がれるように位置を変えました。ご両親に気兼ねなくお子様達も沢山のお友達を呼んで楽しい生活が送れそうです。お孫さん大好きなおじいちゃんとおばあちゃんですので、そんな心配も必要なかったようですが…
お庭へ、車庫へ、リビングへ、どこにも続く自由スペース
今回の工事で室内ガレージを設けました。ガレージと南側のお庭を挟むように儲けたこちらのフリールームは、奥様お気に入りのコルクシートを壁面に貼りました。ものづくりが大好きな旦那様が今は手作りでウッドデッキを製作中。洗面スペースも設けているので、こちらの部屋を利用して作業もはかどります。こちらのお部屋から次は何が生まれるのでしょうか?お子様達も楽しみにしているようです。
時には衝突も…
リビングでおくつろぎのところ、取材に行かせていただきました。奥様はお好きな物がはっきりしていた為担当松永もイメージに近づける為に必死だったようです。時には専門家として頷けないこともあったとか…。それでも「担当の松永さんはわがままをよく聞いてくれました」とにこやかな笑顔をいただけました。
みんな大好きベルのおじちゃん
すっかり家族の一員のようですが、弊社の松永が写っております。工事中、ほぼ毎日伺い、コミュニケーションはばっちり。撮影当日もお子様達と本気で遊ぶ姿が…
自然の中のロッジの雰囲気
杉の香りが柔らかい素敵な空間になりました。手洗い場も設け、これからトイレトレーニングが始まるお子様にも安心です。以前の薄暗い空間から見違えるようなトイレになりました。
担当者コメント
LIXILリフォームショップベルハウジング リノベーション事業部 課長 松永克博
来社当初は新築をお考えだったようですが、ご実家への愛着も伝わり、あえてリノベーションで提案させていただきました。とてもご両親と仲良しのご夫婦ですが、お子様達が大きくなった時のことも考えてほどよい距離のある二世帯住宅を提案させていただきました。こちらの施工例で2014年のLIXIL秋のリフォームコンテストにてストーリー賞、九州最優秀賞を受賞させていただきました。施主様の暮らしへのこだわりと、私たち誠意が形になりとてもありがたい受賞となりました。