新築以上に、お客さまの“感動”が大きくなる仕事です!
一級建築士 村田輝昭さん
当社では、新築からリフォームまで幅広く手掛けているので、設計スタッフも両方の設計を担当する機会があります。違いのひとつは、制約のあるなかで、いかにお客さまのご要望を叶えていけるかということ。新築の場合は、法律に準拠すれば、ほとんど制約を受けることなくプランを考えることができます。でも、リフォームの場合は、すでに構造が決まっています。そのため、お客さまのご要望に応えられないケースも少なくありません。その中で、どうお客さまの理想に近づけたプランを作成していくか。設計スタッフの腕の見せ所です。ときには、お客さまの想いが漠然している場合もあるので、真意を汲み取るコミュニケーション力も大切です。
リフォームの中で、設計スタッフが加わるのは、間取りの変更を伴うような大型案件の場合です。実際、戸建住宅をスケルトンにして、すべてをリフォームする案件もあります。そうした場合は、新築の注文住宅と同じように、理想のライフスタイルや生活習慣、さらには趣味までじっくりヒアリング。リフォームに対するお客さまの想いをすべて聞き出して、プランを進めることになります。進め方は、新築とほとんど変わりませんが、お引渡しのとき、リフォームのほうがお客さまの“感動”が大きいと感じています。「以前の住空間が、ここまで変わるのか!」と思っていただけるようです。そんな感動を、もっと多くのお客さまに提供していきたいですね。
1
社内打合せ・現地調査
営業から報告を受け、お客さまの家の現状やリフォームに関するご要望を把握。必要があれば、営業と一緒に現地調査も行い、ご要望を詳細に伺います。
2
現状の図面作成
営業からの報告や現地調査をもとに、まずは現状の間取り図面を作成します。
3
プラン図の作成
現状の図面をもとに、お客さまのご要望を反映したリフォームプランを考え、建築図面に落とし込みます。
4
施工中の現場確認
既築の場合、壊してみてわかることも。施工のポイントで、確認・対応のために現場に行くケースもあります。
5
お引渡し
設計スタッフが活躍するのは、一軒を丸ごとリフォームするような大型案件の場合です。お引渡しの際には、設計スタッフが同席する機会もあります。
※加盟店によりお仕事内容は異なる場合もございます。詳しくは各加盟店にお問い合わせください。
※協力:LIXILリフォームショップ ハウステックス